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ガスと電気どれだけ高くなった? 9年間の使用料と料金を分析

現在の一戸建て住宅に住んで9年が過ぎたので、その間の光熱費やエネルギー価格について、使用データから調べてみることにしました。

我が家は北ガスでガスと電気を契約しています。

電気は従量電灯Bメイトという、ガス契約をしている人向けの契約で40A。(数年前エアコンを設置したときに20A→40Aに変更しました)

ガスは、ゆーぬっくネオというガス熱源セントラル暖房専用契約で、使用量が増えると段階的に単位価格が下がるものを使っています。


まずは、一次エネルギーの使用量を把握。一次エネルギーというのは、家庭で使ったエネルギーだけでなく、電気なら発電にかかった重油等のエネルギーや送電ロスも含めたエネルギー使用量です。ガスは自宅で使うものがそのまま一次エネルギーになるので、電気も一次エネルギーに統一して考えてみます。

都市ガスは家庭での使用量に45MJ/m3 を、電気は9.76MJ/kwhをかけて一次エネルギーを算出しています。

全体としてはほぼ横ばいですがコロナ期間、ステイホームの期間は電気料金が増えていますね。ちょうどヘルシオを購入してロースト料理にはまったりしていたからかもしれません。ガス使用量は下落傾向ですが子どもたちが大きくなってお湯の使用量が増えてきたので少し上昇に転じたかもしれません。

光熱費はやはり増えています。ピークは2022年でした。2023年は補助などがあって下落したようです。なんと、一次エネルギー使用量が一番少なかった年が2022年でしたので、飼料量が一番少なくて、一番光熱費が高いという、厳しい年だったのだなと今さら気づきました。

上記の2つのデータから簡単にエネルギー価格の上昇率を出してみます。年間光熱費を年間一次エネルギー使用量で割って1GJあたりの料金を算出してみます。


やはり2022年がピークでした。

そして、このデータから2015年を基準にして値上がり率を抽出してみます。

2020年以降の都市ガスの値上がり率。電気よりも値上がり率が高く、2022年は2015年の1.34倍に。2023年もまだ電気より値上がり率が高いままです。



節約するなら都市ガスを省エネするのがよさそう

近年は電気よりも年ガスの値上がり率が高いということは、光熱費を下げるには電気よりも都市ガスの省エネに取り組んだほうがよさそうです。

ガス使用量の多くは冬の暖房に使っています。

今年は秋口や春など、暖房のはじめ、終わりの中間期は、主暖房のガス床暖房に加えてエアコン暖房を併用して都市ガスの使用量を減せないか実験してみようと思います。


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